AutumnOrange。




咲羅と上手く行っていないから




変にこののことを意識しているだけで。




この感情は自分の勘違いなんだ―――






「あっ、千秋。咲羅と話せた?」



教室に入るとこのが小声でそう言った。



視線はチラチラと瑞稀のほうにいっている



「あ、いや………それが昨日電話がきてさ」




「え!?」




大きな声でそう叫んだこの



一斉にみんながこちらに振り向く




< 166 / 356 >

この作品をシェア

pagetop