AutumnOrange。



私はペラペラとしゃべり続けた


  


「私は瑞稀の味方だよ?」
 



最後にそういった時だった

 



「うるせえんだよ!」




瑞稀はいきなり声を発した




「え?」




私は、何も知らなかった




瑞稀が何に苦しんでいるのかも



何が起こっているのかも



わかって、あげられなかった



「お前に何がわかる?俺の何を知ってるんだよ?」




瑞稀は辛そうな顔をしていた






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