AutumnOrange。



でも私は何も言えなかった




初めて見る瑞稀の恐怖と自分の情けなさに





「ごめんね…瑞稀、ごめんね…」





謝ることしかできなかった



瑞稀は、私の手を掴み近くの公園に連れてきた




そして私を壁に押し付けキスをした





「んっ…み、ずきやめてっん!」




………私のファーストキスだった




「ねぇ、瑞稀…やめてよ…どうして、こんなことっ」





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