AutumnOrange。
「瑞稀が元気なかった時、私は千秋に相談に乗ってもらってた。千秋も咲羅と上手くいってなかったからお互いに相談してた」
そう、あのときはそれが私の安定剤になっていた
「私が辛かったとき千秋はずっとそばにいてくれてた」
そして……
「1夜限りの、体の関係をもった」
そう、千秋の優しさに甘えて。
「その罪の意識から、私は瑞稀に別れを切り出した。」
きっと、心の中では
千秋がいるから大丈夫。
そんなふうに思っていたんだと思う。