AutumnOrange。




その夜、私は瑞稀と体を重ねた




今までの空白を取り戻すかのような、




激しい夜だった




「このは、愛してる」




時々、瑞稀がそう囁いてくれた




「私も、瑞稀…」




他の誰よりも、




瑞稀の声が、手が。




安心した。









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