AutumnOrange。
「今日は、もう少ししたらお父さんが帰ってくるの。千秋も一緒にご飯食べてって?」
「おう」
今日こそ、咲羅のお父さんを説得しなければいけない
「あらぁ、千秋くんいらっしゃい。」
「あ、どうも。今日はごちそうになります」
「いいのよ〜、ゆっくりしてってね♪」
「はい」
咲羅のお母さんは俺に良くしてくれる
さすがに子どものことを告げた時は泣いたりしていたけれど
今では認めてくれている
あとは、咲羅のお父さんだけ…
俺が、頼れるような男にならなきゃ…