spicy◇candy
一月が立つ早さを、肌で感じる。暑さが本格的に人間の俺達を襲い始めた頃、部活もよりハードになる事を忘れていた。強い日照りが脳みそさえ弱くするのか、真紀でさえぐったりしている。
先輩方も、流石にバテそうになっていた。しかし負けずめげずをモットーにしているマネージャーの和美は、サポート担当としてひたすら燃えていた。
「皆休憩ちゃんととりながら頑張りなさいよー」
上から目線なところが、やっぱ和美らしいなーと思いながら、今日も彼女から貰ったスポーツドリンクが、火照った体に心地よく染み渡る。よし、練習再開。
先輩方も、流石にバテそうになっていた。しかし負けずめげずをモットーにしているマネージャーの和美は、サポート担当としてひたすら燃えていた。
「皆休憩ちゃんととりながら頑張りなさいよー」
上から目線なところが、やっぱ和美らしいなーと思いながら、今日も彼女から貰ったスポーツドリンクが、火照った体に心地よく染み渡る。よし、練習再開。