銀木犀

「お母さんはね……いや、私はね……あなたちが付き合ってないのはわかってる……。だけどね、いつかね、こうなって欲しいなあって思ってたの。藤田君だったらユカをしあわせにしてくれる……。だってあなた達は似てるでしょ? きっとツライこともかなしいこともわけあっていってくれる……。ずーっとそう思ってた……」
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