爆発まで残り5分となりました
爆発した順番は、この通り。
三年二組
↓
二年四組
↓
二年三組
↓
一年三組
↓
一年二組
けど、とくに数字が決められてるわけでもない。
パッと見たところは武道館にいたときと同じで何も分からず、お手上げ状態。
「んー……分かんないよ」
私がそう言って机に突っ伏して、顔を上げると。奥の机で、首をかしげている朱美の姿が目に映った。
何やら一枚の紙を、じぃっと見ているようだ。
「朱美、どうしたの?」
「……いや、別に。……ん?……矢印?」
朱美のそれを聞いて、轍がいち早く駆け付ける。