年下でもいいですか?
「いいじゃないか。
俺なんて朝飯の時戦争だぞ?
未来は寝起きに愚図るから。」

「それでもちゃんと飯してくれてるじゃん」

「そこは感謝してるよ?
ただ、そろそろ二人目ほしいのに夜がなぁ......
俺のけ者だぞ?」

「そうなるのか?」

「どこの家でもそうとは聞くけどさ、今じゃ寝室さえ別だもん」

「あんなに仲いいのに?」

「寝かしつけてる間にもう寝ちゃってるからさ、なんか可愛そうだろ?
そしたらいつの間にか俺一人......」

「襲っちゃえばいいじゃん」

「そのうちな。

あっちの方はどうなってる?」

「弁護士通してるんだけど、病院にはしつこく着てたみたい。
面会謝絶にしてあったから入れなかったけど」

「なんとか軽い刑にして貰いたいんだろうけど、
親がかわいそうだよな」

「そうだな。
でも、会わせたらダメだって言われてるし、
泣きつかれたら朋ちゃんそういうの弱そうだから、許してしまいそうでさ」

「昨日は誰も言わなかったが、みんな裁判のことは気にしてるんだよ。」

「俺も連絡くるまでは余り詳しいことはわからないんだ。
何かあったら言うから」

会社についたので自分のフロアへ向かう。
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