年下でもいいですか?
ちゃんと休むように言って、会社へと向かう。

何だか洗濯とかやってそうだなぁとか思いつつ、
社食でご飯を食べてから一服しに行く。
ちょうど長谷川と市川がいたので、無事退院したと報告する。

「良かったな。
もうマンションにいるのか?」

「何だか洗濯とかしてそうで怖い……
寝てろとは言ったんだけどさ」

「女ってそんなもんじゃないか?
うちの嫁とも大分仲が良くなったみたいでよかったよ」

「ありがとな。
ところでさ、二週間ちょっとで復帰じゃん。
そっちの段取りはどうなってる?」

「暫くは裁判とかもあるだろうし、有給もかなり残ってるから何かあっても大丈夫だし、年末まではゆっくり仕事覚えてもらうようにして無理はさせないから」

「悪いな。
なんかあったら、水曜に先生が医務室にいるって。
暫くは毎週病院なんだが……」

「もう部長も了承済みだ。
あんなことがあったんだから、ダメとも言えないし、
以外にいい部長だぞ?」

「午後からは出れるようにするから」

「お前もついていくんだろう?」

「何とでも言い訳は考えるさ。
今までだって、取引先からの出社もあったし」

「だな。
あとは今日野崎が試験なんだが...
俺が気にしても仕方ないんだけどさ、
思い出さないか?
あの恐怖の面接!」
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