向日葵の下で口付けを
るりいろの朝焼けを
あれから、どれぐらいの時間が過ぎたのだろうか。

私の心は何も無い日々に溶け込んでいた。

だけどどこか、空虚なままで。

ねえ、エノ。

貴女は今どこにいるのか。

街で似た後ろ姿を見つけると、ここにはいないとわかっているのに心が跳ねてしまって苦しいよ。

私の隣と、心に開いた穴はいつもエノの為に取ってあるから。

いつか、私の所へ戻ってきてほしい。

なんて、馬鹿馬鹿しい感情ですか?
< 16 / 16 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

My little stories

総文字数/3,184

その他8ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop