RUN! ~typeA~
「はいはいそこで終わりな。
ほら行くぞー。悪友3名様ごあんなーい」

「「はーい」」


止めに入った和也の言葉に、あたしとコウは手をあげて元気に答えてみる。
こんなバカみたいな、おふざけも結構楽しい。

手をあげて先導する和也についていくと、ぴたりと立ち止まった。


「・・・んじゃ、玲子頼むわ」

「わからないなら先頭きらない」

「へいへい」


肩をすくめた和也の横を通って、玲子が先頭に立つ。

砂利を踏む音、磯の香りに眩しいほど照りつける太陽。







南の島の景色に、あたしたちは溶け込んだ。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

カラフル・スパイス

総文字数/12,931

青春・友情52ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop