私は彼とこの世界を生きていく
プロローグ
私はあの日の出来事を一生忘れることのないものだと思っていたし

そう信じていた。

でも、今となっては何も思い出す事が出来ない

彼の声も、顔も、名前すらも…

ただ1つ覚えているのは、彼が私の初恋の相手で、そして彼のおかげで今私が

この世界で生きているという事

もし………もし、仮に神様がいて、1つだけ願いを叶えてくれるなら

「私はもう一度彼に会いたいと願う」
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