さよならの前に。
そして2人でご飯の用意をしているとみんなが起きてきて4人揃ってご飯を囲み食べる。


「やっぱりどんな時も大人数の食事は美味しい!」


玲はそう言って微笑むとみんなもうなづく。


ご飯の時間はあっという間でキャリーバックに荷物を詰めて出発の準備をして向かうことにした。


お母さんが送ってくれるということで空港まで車で行くことにした。


「必ず写真送ってね?」


未真は今にも泣きそうな顔をして私に問いかける。


「わかってるから涙目はまだ早いよ?」


私が言うと周りもつられて笑う。
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