さよならの前に。
練習は続くけどあっという間だった。


バスケの試合をしているときは未真と息を合わせてシュートを決めた。


その頃佑は…。


「なぁ佑！！！！美蘭ちゃんと未真ちゃんやばくない？」


そういった親友の長谷川 陸は楽しそうに言う。


陸はもともと親友で同じテニス部。


背が高くて髪の毛をいつもいじっていて染めた髪は茶髪でピアスをしている。


見た目でこいつを悪くいうやつはいるけどねはいい奴だと思う。


俺はこっそり女子のバスケを盗み見た。


そこには普段あんなに暗い西園寺さんが楽しそうにバスケをしている姿があった。


「確かにすごいな。って陸俺らも負けてられねーよ？」


そういって俺らもバスケを始めた。
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