さよならの前に。
俺らは夢中で走った。


悪いがお前に勝たせるわけにはいかない。


俺は少し松竹梅と走る速さを話して俺が勝ち一位になった。


美蘭は大はしゃぎだ。


俺は松竹梅に声をかけた。


「いずれわかるよ!俺がバラすから。」


そういう俺に松竹梅は不思議そうな顔をした。


俺が願うのは美蘭の幸せだ。


そのために今は色々準備がある。


俺は美蘭とハイタッチを交わした。


「おめでとう!玲速かったね!」


「美蘭ちゃん喜んで顔も可愛いね!」


俺の友達たちが美蘭に駆け寄る。


「お前らやめろよ!美蘭が困るだろ!」


俺は仲間たちと笑いながらふざけていた。
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