さよならの前に。
なぜならあの時約束をしたから。


わかったと了承したのは私だ。


あそこで約束を破っていたら未真はどうなっていたんだろうと思うとおぞましい。


だからきっとこれでよかったんだ自分の心に嘘をついているのは自分でもわかっていた。


クラスで班のグループを決め終わり部屋割りも決めまぁまぁいいメンバーで行けることは嬉しい。


親友とは最近全然話さなくて寂しいけど我慢だ。


すると玲は私に言った。


「3日目の夜に抜け出して夜景を見に行こうよ!」


「それいいね!」


私はそれを楽しみに修学旅行の準備をした。
< 55 / 125 >

この作品をシェア

pagetop