さよならの前に。
その頃玲は…。


「俺自分から振ってバカだなー。あんなに好きだったはずなのに。」


独り言をつぶやいて携帯を取り出し松竹梅に電話をした。


「今から夜景の見える丘にこい。お前が知りたいことを教えてやるよ。」


そう言って電話を切って時間が経ってからそいつはきた。


「よ!松竹梅!」


そいつは俺を見据えていった。


「美蘭は俺に何を隠してる?」


「まずは一発殴らせろ!」


そう言って俺は松竹梅の顔を殴った。
< 61 / 125 >

この作品をシェア

pagetop