【完】キミは夢想花*


女の子は猫さんの正体を知って、とても驚き悲しみました。

嘘をつかれていたのだと思い、ショックだったのです。



そんな女の子を見た猫さんは、自分が傷つけたのだと思い姿を隠しました。



女の子はショックだったけれど、猫さんとまた遊びたく色々な場所を探しましたが見つかりません…〟



太陽と月はいつもこの辺りで寝てしまう。

そのため、いつも猫さんと女の子は遊べず、離れ離れ……



最後の結末を知らないまま。



決まってこのお話をした次の日の朝、私に続きはどうなるのか聞いてくるが、私は絶対に続きを話さない。



その方が、このお話にはぴったりな気がするから。



そして近頃では、自分でお話の続きを考え、私に話してくれるようにもなった。

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