【完】キミは夢想花*


「でも、どうしてお母さんは続きを私達に話してくれなかったの?」



「それもそうだよね。話してくれてもよかったのに」



2人は顔を傾げていた。



「それはね、このお話にはそれがぴったりだからよ」



「「ぴったり?」」



「そうだよ」



2人はイマイチよく分かっていなさそうだったけれど、私はそれ以上はなにも言わなかった。

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