Des gouttes de larmes 〜涙の雫〜
夢物語
あの船での告白から半年が経とうとしていた。
私達は『奈々』『雄大』
と呼び合うようになっていた。
その間毎週のように2人は会っていた。
週末には、少し遠出をし、時間が合えば、平日はお互いの家で夕飯を一緒に食べた。
温泉、桜、イチゴ狩り、カフェ巡り、遊園地色々なところへデートへ行った。
私は会えば会うほどに雄大に惹かれていった。
雄大は料理上手で、優しくて、自慢の彼氏だった。
私のケータイの中には雄大との思い出の写真が増えていった。
2人で部屋のベッドでこの写真を見返してああだった、こうだったと言い合うのがとても楽しい。
『奈々この時、イチゴいっぱい食べ過ぎて具合悪くなったよね?』
『雄大は練乳つけすぎてベタベタになってたじゃん』
『あっこのオムライスはあんまり美味しくなかった!』
『雄大が珍しく、オムライス食べて美味しくないって言ったよね?ホントいつもカフェでオムライス頼むんだから』
『あっこれこれ、雄大、観覧車ビビりまくってたよね?苦手なら乗らなきゃよかったのに』
『だって、怖いって言ったら、ダサいじゃん。観覧車はデートの定番だし』
こんな楽しい時間がずっと続けばいいなぁ。なんて思っていた。
『奈々もう直ぐ誕生日じゃん?何が欲しい?』
『う〜ん何もいらない』
雄大がそばに居てくれるだけで、それでいい。
『え〜それ困る〜初めて一緒に過ごす誕生日なんだから』
『じゃあその日、花火大会があるから連れてって』
『了解』
もうすぐ私の誕生日。久しぶりに彼氏と過ごす誕生日。
わくわく、ドキドキが止まらない。
『私浴衣着て行こうっと』
『いいねぇ。じゃあ俺も浴衣』
『仕事ちゃんと終わるの〜?』
『明日その日を有給申請する』
『じゃあ私も〜』
『じゃあ前の日からお泊りできるね♡』
『雄大のバカ♡』
完全にバカップルだ。
こんな光景を私の後輩達が見たら、ドン引きするだろう。
雄大だって、後輩達が私の前でにゃんにゃんしてるのを見たら、ドン引きするだろう。
でも、いちゃいちゃしたっていいよね。2人だけの秘密なんだから。
私は雄大の腕に包まれ眠りについた。
私達は『奈々』『雄大』
と呼び合うようになっていた。
その間毎週のように2人は会っていた。
週末には、少し遠出をし、時間が合えば、平日はお互いの家で夕飯を一緒に食べた。
温泉、桜、イチゴ狩り、カフェ巡り、遊園地色々なところへデートへ行った。
私は会えば会うほどに雄大に惹かれていった。
雄大は料理上手で、優しくて、自慢の彼氏だった。
私のケータイの中には雄大との思い出の写真が増えていった。
2人で部屋のベッドでこの写真を見返してああだった、こうだったと言い合うのがとても楽しい。
『奈々この時、イチゴいっぱい食べ過ぎて具合悪くなったよね?』
『雄大は練乳つけすぎてベタベタになってたじゃん』
『あっこのオムライスはあんまり美味しくなかった!』
『雄大が珍しく、オムライス食べて美味しくないって言ったよね?ホントいつもカフェでオムライス頼むんだから』
『あっこれこれ、雄大、観覧車ビビりまくってたよね?苦手なら乗らなきゃよかったのに』
『だって、怖いって言ったら、ダサいじゃん。観覧車はデートの定番だし』
こんな楽しい時間がずっと続けばいいなぁ。なんて思っていた。
『奈々もう直ぐ誕生日じゃん?何が欲しい?』
『う〜ん何もいらない』
雄大がそばに居てくれるだけで、それでいい。
『え〜それ困る〜初めて一緒に過ごす誕生日なんだから』
『じゃあその日、花火大会があるから連れてって』
『了解』
もうすぐ私の誕生日。久しぶりに彼氏と過ごす誕生日。
わくわく、ドキドキが止まらない。
『私浴衣着て行こうっと』
『いいねぇ。じゃあ俺も浴衣』
『仕事ちゃんと終わるの〜?』
『明日その日を有給申請する』
『じゃあ私も〜』
『じゃあ前の日からお泊りできるね♡』
『雄大のバカ♡』
完全にバカップルだ。
こんな光景を私の後輩達が見たら、ドン引きするだろう。
雄大だって、後輩達が私の前でにゃんにゃんしてるのを見たら、ドン引きするだろう。
でも、いちゃいちゃしたっていいよね。2人だけの秘密なんだから。
私は雄大の腕に包まれ眠りについた。