ヘタレな貴方と強がりな私
どんなに頑張っても耐えられるわけない
だって、
小鳥遊くんは私の弱いところを知っている
そして、新しいところを探し
見つけたら、そこに執着し
これでもかと突いて攻め込んでくる
もう無理、と言っても
小鳥遊くんはお構いなしで
ピタリと合わさる部分を見つける
目を開けているのも
立っているのも、やっとの中
「優奈…さんっ、愛して、る」
そう耳元で囁かれると
身体中に電気が走る
だめ、と言えば
小鳥遊くんは奥へねじ込むように挿れ
一番弱い部分へと当ててきた
「んっ…、締めすぎ、…だめっ、」
小鳥遊くんの弱りかけの声と同時に
私の中で弾けてしまった
立っていられなくなった私の身体は
いつの間にか小鳥遊くんの腕が支えていた