1000年後の世界に
丘のうえは町全体を見渡せる
ここが何よりもお気に入りで私の癒しだった
「薫」
薫とは私のマスターの名前
「くぉぅ?」
首を傾げて返事をする
何故私は皆がこれを持っているのか不思議でしょうがなかった
どうしてマスターと過ごさなくてはいけないのか
「どうして君は私といるんだい?」
「くぉん!」
「ふはっ!ごめんよ、変なこと聞いて」
その後めちゃくちゃ薫を撫で回した
「茉莉!茉莉!」
振り向くと近づいてきたのは柊だった
なにやら息をきらしている
「どうしたの?ここにくるなんて」
「どうしたのじゃないよ、大変なんだよ。
町中のマスターが、消えたんだよ!」
目を見開いた。そんなことがあるのだろうか。
だって今までそんな事はあるはずがない。
今までに例がないだろう。
よく見れば柊のマスター、柊(ひいらぎ)もいない。
「柊のマスターもいないじゃない!」
「そうなんだよ!多分今マスターを持っている人はたぶん茉莉だけだ。もうじき、悠と梨沙もここへくる。2人もマスターがいなくなったんだ。」
あとから事情を聞くと町にいた全員のマスターがいなくなったらしい。
私は幸いにも町外れにいたため被害がなかった。
ここが何よりもお気に入りで私の癒しだった
「薫」
薫とは私のマスターの名前
「くぉぅ?」
首を傾げて返事をする
何故私は皆がこれを持っているのか不思議でしょうがなかった
どうしてマスターと過ごさなくてはいけないのか
「どうして君は私といるんだい?」
「くぉん!」
「ふはっ!ごめんよ、変なこと聞いて」
その後めちゃくちゃ薫を撫で回した
「茉莉!茉莉!」
振り向くと近づいてきたのは柊だった
なにやら息をきらしている
「どうしたの?ここにくるなんて」
「どうしたのじゃないよ、大変なんだよ。
町中のマスターが、消えたんだよ!」
目を見開いた。そんなことがあるのだろうか。
だって今までそんな事はあるはずがない。
今までに例がないだろう。
よく見れば柊のマスター、柊(ひいらぎ)もいない。
「柊のマスターもいないじゃない!」
「そうなんだよ!多分今マスターを持っている人はたぶん茉莉だけだ。もうじき、悠と梨沙もここへくる。2人もマスターがいなくなったんだ。」
あとから事情を聞くと町にいた全員のマスターがいなくなったらしい。
私は幸いにも町外れにいたため被害がなかった。