愛していました
いつも通り、いつも通り
平常心、平常心

それしか頭にない私は
いつの間にか教室にいた

晴哉はもう教室にいる

ひとりだ、仕方ないよね?
転校したばっかだもん

友達になったら第一号?
てことは、あわよくば親友??
あ、なんて呼ぼう?黒田くん?
いきなり晴哉くん?

私が考えていたのはそんなことばかりだ

そういえば、最初に話しかけたのは


トントンッ

「あの、青海さん日誌とりに行きましょう」

君からだったよね

「あ、うん」


慌てた、青海さんって下の名前で

嬉しかった



< 4 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop