愛していました
「黒田くん、日誌書こう」

「うん」

「今日何日だっけ?」

「日にち忘れたの(笑)」

「うん(笑)」

「今日はねー…何日だっけ?」

「同じだね(笑)7月13日じゃない?」

「そうだそうだ」

「黒田くんって面白いね」

「晴哉でいいよ」

「ああ、うん
あと少しで夏休みだね」

「だね。青海さんはどこか行くの?」

「今年はどこにも行く予定ないなー
晴哉くんは?」

「海に行くよ、ひとりで」

「ひとりで?」

「うん、祖母は連れて行けないし」

「そっか
私行こうか?暇だし、ひとりじゃ危ないよ(笑)」

「俺、男だから大丈夫(笑)
来てくれるなら嬉しい」

「うん、私が守ってあげる」

「はいはい(笑)ありがとう」




少しは君に近づけたかな?


それからの私は晴哉と話すことが日課だった


当然、部活も一緒で


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