always lovin' you ~愛をとめないで~
「あーーーーー!!それ、俺たちの財布じゃねぇか!!」

「あっ、ごめんごめん。ついつい…ね。ちゃんと返すわ、はい。」

私は、その窃盗グルの財布を返すのにその生徒たちに財布を投げたんだけど…

「中の現金、空っぽじゃねぇかよ!!」

「貴方達、さみしい財布ね。5人もいて合計金額がたったの1万円…。それとも、相当な無駄遣いしてるの?」

「うっせーよ!!返しやがれ!!」

「…私の労働費に貰おうと思ったんだけど…消費税にも満たないわ」

「どんだけだよ!!ふざけんな!」

「あら、そんな口が貴方達にきけるの?大したものね。窃盗の罪で出すとこ出してもいいのよ?安心して。その時は、このお金も返すから♡どっちがいいか、選ばしてあげる。優しいでしょ?」

「くそっ!行くぞ!!」

「バイバーイ♪」

(とは言ったものの…1万なんて要らないんだけど…)

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