always lovin' you ~愛をとめないで~
「……呆れたわ。あの嬢ちゃん、何しとんねん。」
「はっはっはっはっはっ。面白いじゃねぇの。なぁ、如月葵。」
今日、教室で聞いた声の2人が後ろからこっちに向かって歩いてきながら声をかけてきた。
「よくやった。褒めてやろう。」
「それはどうも。」
「フッ、相変わらずツレねぇやつだな。俺様の女にしてやろうと思ったのによ。」
「結構よ。貴方の彼女なんかになったらいろんな意味で危険そうだし。私、命の方が大事なの。」
「っていうか、この高さと幅を1回で飛び越えてきたんかいな。嬢ちゃん、運動神経いいんやな」
「全然。運動は苦手よ。」
「苦手なわけないやろ。普通じゃできへんで。」
「さっきの取り返し方といい…な。コイツも勘は鋭いが、俺様はもっとごまかせねぇぜ。」
「あっそ。でも嘘はついてないわ。…あっ、これ選別。」
私は、ボロが出ないように1万円を洲凰くんに握らせてその場をさっさと去った。
「……どうしろっちゅうねん。」
「まぁ、そのくらい有難く貰っとけ。アイツ等退学処分だ。……如月葵…か。行くぞ、洲凰。」
「はっはっはっはっはっ。面白いじゃねぇの。なぁ、如月葵。」
今日、教室で聞いた声の2人が後ろからこっちに向かって歩いてきながら声をかけてきた。
「よくやった。褒めてやろう。」
「それはどうも。」
「フッ、相変わらずツレねぇやつだな。俺様の女にしてやろうと思ったのによ。」
「結構よ。貴方の彼女なんかになったらいろんな意味で危険そうだし。私、命の方が大事なの。」
「っていうか、この高さと幅を1回で飛び越えてきたんかいな。嬢ちゃん、運動神経いいんやな」
「全然。運動は苦手よ。」
「苦手なわけないやろ。普通じゃできへんで。」
「さっきの取り返し方といい…な。コイツも勘は鋭いが、俺様はもっとごまかせねぇぜ。」
「あっそ。でも嘘はついてないわ。…あっ、これ選別。」
私は、ボロが出ないように1万円を洲凰くんに握らせてその場をさっさと去った。
「……どうしろっちゅうねん。」
「まぁ、そのくらい有難く貰っとけ。アイツ等退学処分だ。……如月葵…か。行くぞ、洲凰。」