君と僕の白昼夢
「っていつから考えてたの?」
話は俺のやりたいことに戻る。
日和が問い詰めてきた。
「中学…」
「はぁ!?聞いてないし知らないし!」
なぜだか怒っている。
「ごめんごめん」
笑いながら俺は謝る。
「まあ、いいよ。お互い頑張ろうね。
絶対なってね宇宙なんとか!」
全然わかってねーなこいつ。
「頑張ってみるよ」
日和と話していると時間が経つのが早く感じる。
それからも色々話した。
クラスが別だった1年、2年の頃の話。
幼少期の思い出話。
あっという間に時間は過ぎ、列も進んだ。
「もう5時だ…」
俺は腕時計を見た。
「案外早かったね!」
確かにな。