君と僕の白昼夢

楽しかったなあ…

それなりに幸せだったなあ…

なんでこんなことになったんだろう。

なんで、俺なんだ。なんで、日和なんだ。

わからないけどもう…何言っても無駄だし、誰も聞いてくれない。

俺は覚悟を決めて崖を見つめた。

崖下の岩に波が当たって砕ける。

震えが止まらなくなる。

でも俺は歩を進める。



崖の階段を登る。

ここから見る海はとても綺麗だった。
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