君と僕の白昼夢


そしてそこに第三者がいたら…?


そう考えているうちに昼休み終了のチャイムが響いた。


「まぁ…なんとかなるよ…」


俺はそう瀬川に言って自分の席に戻った。


なんとかならねぇけどな…なんとかならねぇから…ここにいるんだけどな…



そのあとの授業は何もしなかった。


何も考えなかった。



ただただ、ぼーっとしていた。









帰り、俺は瀬川を誘って日和を守ろうと思う。




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