君と僕の白昼夢


「行こうよ卓!」





「あ、うん…」


「やったー!」


喜ぶ日和。


大丈夫だよな。


気にしすぎだよな。


ただの夢だ。


これで日和に夢のことを話しても笑われるだけだ。


その夢見たからなんなの?って。


あれは現実ではないし、現実にもならない。


少し怖かったが、俺は忘れることにした。



夢は、所詮夢だから。


< 16 / 198 >

この作品をシェア

pagetop