君と僕の白昼夢



おばあさんの家を出る頃には日は沈みかけていた。

5時過ぎになっていた。

「知りたいことは全て知ることができたかい?」

「はい…ありがとうございます…」

「気をつけてね」


礼を言って家をあとにする。

駅に向かって歩いた。


今までの日々は比にならないくらい、絶望していたのは話を聞いてからだ。


その話というのが…

< 170 / 198 >

この作品をシェア

pagetop