君と僕の白昼夢


「健太郎……」


前にいる健太郎を呼ぶ。


「ん?」


夕日に照らされた健太郎が振り向いた。


その笑顔に胸が痛くなった。


いつ見ても輝くその笑顔をずっと見ていたいのに。








そう、健太郎をここへ連れてきたのにはちゃんとした意味がある。


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