君と僕の白昼夢
あれから一時間経って6時になった。
すごい…初めてだ…。
結局録画は停止。リアルタイムでニュースなどを見ていた。
「明日雨だって」
天気予報を見た佑が言う。
「おー」
「今日の夜は何にする?」
佑が冷蔵庫の中を覗いたときだった。
♪♪♪♪♪♪♪〜
俺の携帯が鳴った。
ポケットから携帯を取り出す。
画面を見ると…
「日和…!」
川島 日和の文字。
日和から電話がかかってきたのだ。
その名前を見た瞬間、全てから開放された気がした。
そして、電話に出る。
「もしもし?日和!」
でも出たのは…
【立花卓さんですか?】