君と僕の白昼夢
コンピュータールームにつく頃には、本の疑問のことなどすっかり忘れていた。
そして黙々と、課題に取り組んだ。
そして、6時間目が終わり教室に戻る頃、みんないつものように疲れきっていた。
しかし俺は焦っていた。
今日、このあとどうするか全く考えていなかったのだ。
や、やばい…………
とにかく何もわかってない以上、今までとは別の場所に行くしかない。
それより…
前回の、時間が戻るタイミングがいつもと違うことへの疑問がまだ解消していない。
それも含めて考えることが多すぎて頭が破裂しそうだった。
とにかく………
……そうだな…やっぱり一緒にいた方が安全かもしれない…わからないけど。
とりあえず…
何とかして考えて、思いつかないと。
永遠にこれだ。
ホームルームを適当に終え、健太郎とわかれたあと、俺は日和に提案した。