君と僕の白昼夢


「…る…………卓…!」


日和の声にビクッと反応する。

「大丈夫?」

「あぁ、うん。思い出してた」

「…そう…」

確かにそんなこと言ったよな…

ずっと…

“親友”…………。





あれ?



俺…


不満なのか…?


言い出したのは俺だし、俺達は幼なじみ以上にはいくことなんてないのに。


今更まさか…後悔…してんの?


あの時からこの気持ちはあったはずなのに。


俺は子供できっと気づかなかったんだ。


この温かい…気持ちを…




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