君と僕の白昼夢

俺は日和のあとを追うように走った。

だんだん強くなる雨。




日和が海から海の家まで半分走った頃だった。









ゴロゴロ…



ピカッ!!!








低い気味悪い音とともに俺の視界は遮られる。


その瞬間、
















聞いたこともないような、地面が割れそうな音がした。







空から、目の前の日和へと光の線が繋がっているのが一瞬見えた。









< 83 / 198 >

この作品をシェア

pagetop