強気な彼女は逃走中
おまけ・またまた彼女は逃走中
しんしんと降る雪の中。
お湯に舞い落ちて溶けていく雪。
キレイな月を見ながら、ほぉっとため息をつく。
「気になってる?」
『ん~…どうかな。でも、監禁されるのはちょっとね。』
「確かに。口だけじゃなく、ほんとにされたらびっくりだけどね。」
そう、私はまたまた夜都から逃げています。
まぁ、危険を感じて立花を巻き込んで逃げてるわけだけど。
ちょうど年末休暇もらってたしね。
担当作家さんとは、メールや電話でやりとりはしてるけど。
基本、休みがあってないような仕事だしね。
「誤解はとけてるんでしょ?」
誤解…。
『…解けてる…はず?』
「はず?あれから、曖昧なまま逃げてるわけね。どうりで葉月から着信が何度もあるなぁって、思ってたのよね。天城くんからのシオン経由の葉月でしょ。」
『ごめん。着信あって話した?』
「んーん。メンドクサイ。」
立花はそんな人…。
まぁ、知られるわけにはいかないから、有難いけどね。
「まぁ、気のすむまで付き合いますよ?」
『ありがとう。』
お湯に舞い落ちて溶けていく雪。
キレイな月を見ながら、ほぉっとため息をつく。
「気になってる?」
『ん~…どうかな。でも、監禁されるのはちょっとね。』
「確かに。口だけじゃなく、ほんとにされたらびっくりだけどね。」
そう、私はまたまた夜都から逃げています。
まぁ、危険を感じて立花を巻き込んで逃げてるわけだけど。
ちょうど年末休暇もらってたしね。
担当作家さんとは、メールや電話でやりとりはしてるけど。
基本、休みがあってないような仕事だしね。
「誤解はとけてるんでしょ?」
誤解…。
『…解けてる…はず?』
「はず?あれから、曖昧なまま逃げてるわけね。どうりで葉月から着信が何度もあるなぁって、思ってたのよね。天城くんからのシオン経由の葉月でしょ。」
『ごめん。着信あって話した?』
「んーん。メンドクサイ。」
立花はそんな人…。
まぁ、知られるわけにはいかないから、有難いけどね。
「まぁ、気のすむまで付き合いますよ?」
『ありがとう。』