ツンデレ王子は俺様思考?
「ふあ・・ねむ・・」
眠い目を擦りながら校門をくぐると
そこには
人・・人・・人。
そう、
入学式前日のこの日は、俺たち2年と
3年のクラス発表の日だった。
「おっ いたいた♪
拓、おはよ─っ」
「・・・はよ」
優悟は相変わらず元気だなぁ・・・・・・
「学級名簿!見に行こうぜっ」
「おう」
そして、たくさんの人を掻き分け俺たちは学級名簿を見に行った。
2年C組──・・・
武藤 拓
村部 優悟
「優悟。
俺ら、同じクラスだ」
「え!?まぢかよ!よっしゃあ!!」
そう言うと優悟は、俺に抱き着いてきた。
「やめろホモが」
「もう拓の毒舌にはなれたしぃ」