体は小さいが、心は大きいんです!
「倉梯さん、まだ終わらないの?」
棚橋主任が休みの日、指導担当は木下女史だった。
棚橋主任は埜々香の仕事っぷりを認めていたので問題なかったが、木下女史は埜々香の仕事の進行に疑問を持った様だった。
「はい?提出してありますけど。」
30分程も前に埜々香は木下女史のデスクを訪れ、出来た書類を渡していた。
木下女史は急ぎの仕事があったのと、まだ出来るには早すぎるとの思い込みがあり、そのまま放置してしまってたのだった。
埜々香は俺の仕事を手伝ってくれていた。
木下女史も俺が仕事を渡すのを見てた筈なのだが、忙しくて失念していたのだろう。
「え、?ああ、そうだったわね。
今は課長の仕事?
そのまま続けて。」
自分の書類の下になっていた埜々香のやった書類のを見つけ、バツが悪そうに言う。
そして書類をチェックし、俺の所に持ってきた。
「遅くなって済みません。私が止めてました。」
「ん、まだ余裕あるから。
チェックは大丈夫か?」
「はい。完璧過ぎてちょっと嫉妬しちゃいそうですね。」
お茶目に笑って見せる。
木下女史も埜々香が気に入ったようだった。
棚橋主任が休みの日、指導担当は木下女史だった。
棚橋主任は埜々香の仕事っぷりを認めていたので問題なかったが、木下女史は埜々香の仕事の進行に疑問を持った様だった。
「はい?提出してありますけど。」
30分程も前に埜々香は木下女史のデスクを訪れ、出来た書類を渡していた。
木下女史は急ぎの仕事があったのと、まだ出来るには早すぎるとの思い込みがあり、そのまま放置してしまってたのだった。
埜々香は俺の仕事を手伝ってくれていた。
木下女史も俺が仕事を渡すのを見てた筈なのだが、忙しくて失念していたのだろう。
「え、?ああ、そうだったわね。
今は課長の仕事?
そのまま続けて。」
自分の書類の下になっていた埜々香のやった書類のを見つけ、バツが悪そうに言う。
そして書類をチェックし、俺の所に持ってきた。
「遅くなって済みません。私が止めてました。」
「ん、まだ余裕あるから。
チェックは大丈夫か?」
「はい。完璧過ぎてちょっと嫉妬しちゃいそうですね。」
お茶目に笑って見せる。
木下女史も埜々香が気に入ったようだった。