体は小さいが、心は大きいんです!
甘やかしたいんです
「課長、有り難うございます。」
心細そうに風呂場から出てくる。
俺のスエットの上下を着ているが、かなりブカブカだ。
彼女の着てた衣類は、洗濯機の中で乾燥を待っている。
スエットの中は、俺の新品の下着、、、嫌、考えたらダメだ!
ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ・・・・・・。
「あー、暖まったか?」
俺はタオルで拭いてから着替えを済ませてある。
「はい。課長も暖まって来た方が良いんじゃないですか?」
「俺は大丈夫だ。
ほら、ココア飲め。」
俺まで風呂に入ってしまったら、暴走して襲う自信があった。
今は良い上司でいたかった。
「有り難うございます。
美味しいです。
課長の家にココアがあるのって、何だかミスマッチですねぇ。
飲むんですか?」
「ん?
いつだかの飲み会の時の、景品でもらったスティックだよ。
俺は飲まない。」
「やっぱり、そう思いましたよ。
課長はコーヒー党ですものね。」