体は小さいが、心は大きいんです!
緊張の為か、真っ赤な頬をした倉梯埜々香がお盆に乗せたお茶を配り歩く。

小さい体に小さい手、危なっかしく感じる。

研修の成績は良かった様だから、仕事はキチンとこなすのだろうが。

だか、見れば見るほど危なっかしい。

お茶を配り終え、指導係の棚橋主任に仕事を教わり始める。

俺は、仕事を進めつつ、新人二人の様子を気にして見ていた。
< 2 / 30 >

この作品をシェア

pagetop