体は小さいが、心は大きいんです!
埜々香を見ると、真っ赤になっていた。
もう、こうなったら、腹を括るしかないか。

「埜々香、俺はお前が好きだ。
お前は俺の事、どう思っている?

この先も見込みが無いならば、はっきり言ってくれ。」

「~~~かちょ~、恥ずかしいですぅ。
何これ、公開処刑ですか?
身代金要求の次は公開処刑ですか~?!」

いや、どっちも間違っているがな。
まあ、公開告白ではあるな。

「う~、嫌いじゃないです。
むしろ好き、かもです。
でも、恋愛的な意味は分かりません。」

「うん、今はそれで良いよ。
有り難う。

で、部長、これでどうするんですか?」

「何か、まとまったみたいでおめでとう!
じゃ、ここに泊まるで良いな?
今後の対策は俺に任せてくれ。
取りあえず、一週間位時間をくれ。

さてと、お邪魔虫は帰るよ。
又、明日会社でな!」

口を挟む間もなく、帰ってしまった。

いつの間にか、一週間位、ここに泊める事になってしまったようだ。

嫌いじゃない、と言われたが一緒の部屋で寝れるのか、俺?!

襲って嫌われないよう、気を引き締めなければ!

蛇の生殺しか、、、大丈夫か、俺?!
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