体は小さいが、心は大きいんです!
一次会が終りの時間になり、二次会はカラオケとなった。
俺はあまり歌が得意ではないが、とりあえず付き合う。
途中で抜けようかと思ったが、何となく最後までいた。
ウーロン茶を飲む埜々香に絡んで、酒をすすめようとする酔っぱらいに睨みをきかせなければならなかったのだ。
もう成人した22歳だと判ってはいたが、見た目が中学生だ。
守らなくては、なんて変な使命感に燃えてしまった。
俺は彼女の父親か、兄貴になった気分だ。
「課長!埜々香ちゃんをしっかりと送り届けて下さいね!!」
やっとお開きとなり、同じ方向だった俺が送って行く事になった。
「送り狼になっちゃダメですよ!!」
「うるさい。木下こそ、ちゃんと帰れよ。
西塔、喰われるなよ。」
「えっ?!」
木下女史を、同じ方向の西塔が送る事になってた。
木下女史はかなり酔っている。
しかも、肉食っぽい。
逃げ切れるか?
アラサーの女史は恐ろしいからな。
ここはやはり、もう一人付けるべきだろうかと考える内に、木下女史が西塔を引っ張ってドンドン行ってしまった。
ま、いっか。
二人とも成人した大人だ。
放っておこう。
俺はあまり歌が得意ではないが、とりあえず付き合う。
途中で抜けようかと思ったが、何となく最後までいた。
ウーロン茶を飲む埜々香に絡んで、酒をすすめようとする酔っぱらいに睨みをきかせなければならなかったのだ。
もう成人した22歳だと判ってはいたが、見た目が中学生だ。
守らなくては、なんて変な使命感に燃えてしまった。
俺は彼女の父親か、兄貴になった気分だ。
「課長!埜々香ちゃんをしっかりと送り届けて下さいね!!」
やっとお開きとなり、同じ方向だった俺が送って行く事になった。
「送り狼になっちゃダメですよ!!」
「うるさい。木下こそ、ちゃんと帰れよ。
西塔、喰われるなよ。」
「えっ?!」
木下女史を、同じ方向の西塔が送る事になってた。
木下女史はかなり酔っている。
しかも、肉食っぽい。
逃げ切れるか?
アラサーの女史は恐ろしいからな。
ここはやはり、もう一人付けるべきだろうかと考える内に、木下女史が西塔を引っ張ってドンドン行ってしまった。
ま、いっか。
二人とも成人した大人だ。
放っておこう。