体は小さいが、心は大きいんです!
「あー、悪い、見えるな。
仕事が早いのは認めるが、中学生に見えちまって、違和感ハンパないな。」

苦笑まじりに伝える。

「やっぱり、そうですよね。

私、恋愛ってした事なくって、このまま一生お独り様なのかなあって思って。

自立しなきゃって決心したんですよね。

だから、色んな事に挑戦してるんですよ。

見た目は中学生でも、中身は意外と大人なんですよ。」

俺の肩よりも下から見上げてくる瞳は、あどけない中学生のものではない。

一生独りでも生き抜いてやろうという、強い意思がうかがわれた。

「彼氏、いた事ないのか?」

「はい。幸か不幸か、まわりにロリコンはいませんでしたね。」

「お前と交際したら、ロリコンになるのか?

いや、ロリコンって、本物の幼女好きな奴の事だろうが。

お前は22歳なんだから、ロリコンじゃないだろう。」
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