大空へ向かって
「麗美、クリスマスパーティーとか、あんまりしたこと無いんだけど。」
「俺も俺も!」
ご飯を食べて、二人で話していた。
「ケーキとお風呂どっちにする??」
「お風呂!!!!!まだお腹あんまり空いてないし!」
「どっちから入る??」
「先入ってぇ!」
栄助がお風呂に入ってて1人が恐かった。
いつもなら栄助のお母さんが居るのに…。
麗美は 寂しさに耐えれなくて、パジャマと下着を持って風呂場に行った。
脱衣室で 服を脱ぎ捨て、栄助が入っている湯船に入った。
「一緒に入って良い??」
「もう、入ってるじゃん!」
自分のした行動に 今さら恥ずかしかった。
「今見たぁ!」
「見てないから!勝手に入ってきて変な事言うな!」
「次見たらはったおすからね!」
栄助は 真っ赤な顔で、別の方を見てた。
「シャンプーしないの??」
「今からする!」
栄助は 湯船から出て、シャワーを浴びた。
よく考えたら、お互い裸は見てるんだ…。
「栄助、今見たぁ!」
「一緒に入ってたら見えんの!嫌なら上がれば??」
「だってぇ…!」