大空へ向かって
「苦しいよぉ…」
「もう少しこうしてたい……。」
「え!?」
麗美は 栄助の顔を覗き込んだ。
「見るな!!」
栄助の顔は、真っ赤で可愛いかった。
「真っ赤だよ〜??」
麗美がバカにしたようにしてたら、
栄助が抱き締めている力を弱めて麗美をベンチに倒した。
「麗美が可愛い顔するから、抑えきかなくなった」
「ばーか!変態!!」
「やっぱりやぁぁぁめたっ!!」
「なんでぇ!?」
「俺だってヤリたいけど…避妊具ないから…」
「あっ!ありがとう麗美もチューで我慢する!!」
栄助って軽いように見えるけど意外と優しい。
する時は、ちゃんと避妊してくれる。
「栄助チューしてぇ!!」
栄助は 麗美の甘えた声に負けキスしてくれた。
ゆっくり熱い舌が入ってくる…。
麗美も答えるかのように舌を絡めた。
「栄助…。なんか、上手すぎるよ…」
麗美は キスが上手な栄助にムカついてくる。
冷静に考えれば、何人の女の子とこんな事したのさ!
「下手くそだって!!麗美だけだし。」
また優しく唇を重ねる。