大空へ向かって
「バイト...年ごまかして...!!」
「バイトって...バレなかった!?」
「5日でバレて、即クビ....」
「ダメじゃん!!」
「お陰で、6000円しか貰えなくて安い指輪になって....」
「全然アリじゃん!!」
麗美、純粋にシルバー好きだし....
年をごまかしてまでバイトしてくれるなんて
嬉しい。
「なんで??麗美、派手好きじゃん!!」
確かに麗美は派手好きなんだけど...!!
「全体的に派手なんだから、指輪位地味でも余裕」
これは本音だから...
「嬉しすぎだし!!」
「別に...じゃあ、キスしてよぉ!!」
「関係ねぇー!!絶対嫌だからな」
栄助は偶然ついていたテレビに目をやった。
「ケチー!!もう良いからぁ!!栄助よりイケメンでチューいっぱいしてくれる人と浮気してやる!!」
「そんなヤツ居んの??」
「当たり前だし!!」
「じゃあ俺も麗美より可愛くて甘えん坊じゃ無いヤツと浮気しよーっと!!」
「そんな子居ないくせに....!!」
「さぁな!!」