大空へ向かって




「えぇぇ!?もしかしてマジで居るの!?」




「居ない事は無いかもしれないな!!」




「何それぇ!!もう良いし!!大っ嫌い!」




麗美は 怒ったように見せてソファーに




肘をつけて座った。




「大嫌いかぁ...??」




怒ったふりをしてる麗美の頬っぺたを




ツンツンして 遊んでくる。




「嫌い!!麗美の事を好きって男子クラスに居るから付き合う!!」




「...まじか!?いつから??誰??何で俺に言わねぇの?」




栄助は 付き合うって事より麗美の事を好きな男子が気になるらしい。




そんなの 一人や二人居るの当たり前じゃん!!




ましてや栄助なんか30人超えそうな勢いなのに!




「そんなの一人位当たり前!!いちいち構わないでよ!!」




「気になるだけ!!麗美、闇でモテるから」




「栄助は派手にモテてるじゃん。」




「麗美と付き合ってからモテねぇし!!」




ムカつくぅぅぅ!!




週1のペースで告られてるくせに!!




毎回毎回 焼きもち妬くんだから!!




「モテてるじゃん...あぁぁぁぁ!!」




麗美は 不意に大事な事を思い出して




叫んだ(笑)




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